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心理カウンセリング/トラウマ治療(神奈川県横浜市)

IAP横浜相談室

【主な実施場所】(関内駅周辺の施設に変更になる場合があります)
〒231-0048 神奈川県横浜市中区蓬莱町2丁目4-7 澤田聖徳ビル 

予約制
関内駅・伊勢佐木長者町駅より徒歩3分

2023年12月 IAP例会 議事録

日時:2023年12月15日(金)10:00~11:00 会場:Google Meet
(事務局・総合司会 心のよりどころ 岡村ゆり)

1,はじめに  「ピア・グループ・スーパービジョン」  代表 伊藤享司(ソーシャルワーカー・認定精神保健福祉士)
 

・ピア・グループ・スーパービジョンについて概要を発表した。

 

・事例検討会とスーパービジョンの違いから、スーパービジョンの主な機能が「支援者の成長」であることを明確にした。

 

・その上で、スーパーバイザーがいないピア・グループ・スーパービジョンのあり方を示した。

 

ピア・グループ・スーパービジョンの意義として、支援専門職は常に実践を振り返りながら成長していくが、ピア・グループ・スーパービジョンでは、サポーティブな関係の中で他者の実践からの気づきを得る。個人では限界が生じてもグループであればその限界を超えられるという点を挙げた。

 

ピア・グループ・スーパービジョンの目的を自己覚知を中心に、クライエントの利益を通して、社会全体がより良くなるための実践が出来るような専門職の態度を養うこととした。

 

・ソーシャルワーカー・心理カウンセラーとして経験したスーパービジョンをミックスした形でピア・グループ・スーパービジョンの進め方を提示した。

 

 

 

 

2,ピア・グループ・スーパービジョンの実践  

参加者:司会役:伊藤享司  事例提出者:岡村ゆり  書記:伊東有希子(医師・精神保健指定医)

①    事例報告 …岡村

1.   事例の概要

3年ほど電話相談を受けているCL。生活背景にも困難が多く、また様々な身体・精神症状に悩まされ、日常生活がままならない状況が長期にわたって続いている。その中で自分自身の問題を真剣に考え、勉強し、逃げずに戦おうとしている方と捉えている。

 

2.この事例を通して考えたいこと

立場上、相手の話をただ聞くという関わり。専門的な知識の不足を感じる。自身も勉強し、苦しみを軽減する方法の提案、前向きになれるようなアドバイスができたらと願い本事例を提示した。

 

②質問

一問一答形式で、事例についての疑問点を確認した。

 

③所感と見立ての伝達 …伊藤、伊東

 診断()、症状を遷延させている問題点、解決へのアイディア、各自が事例を通して抱いた印象等が提示された。

 

 

④各メンバーのニーズ(課題)を開示

事例を通して、CL/提出者に投影している自身の課題に向き合い、相互に開示した(どんな自分になりたいか?という視点で)

 

⑤検討 …岡村

ここまでの過程を通じて気づいたことを述べ、今後実行可能なプランを選択した。

 

⑥振り返り

 

各自、今回のピアグループスーパービジョンを通じての気づきや感想を開示し合った。

 

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