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心理カウンセリング/トラウマ治療(神奈川県横浜市)

IAP横浜相談室

【主な実施場所】(関内駅周辺の施設に変更になる場合があります)
〒231-0048 神奈川県横浜市中区蓬莱町2丁目4-7 澤田聖徳ビル 

予約制
関内駅・伊勢佐木長者町駅より徒歩3分

2023年3月 IAP例会 議事録

日時:2023年3月31日(金)10:00~11:00 会場:Google Meet
(事務局・総合司会 心のよりどころ 岡村ゆり)

1,はじめに  ご挨拶  代表 伊藤享司

IAPは専門職のあり方を追求しそれを提示することを目的とする。

他分野・多職種においてどのようなクライエントと出会っても、「これで何とかなりそうです」と安心していただくことが出来る共通基盤をかさ増しし将来的な専門職の統合を模索する。

その中で伊藤の個人的課題として①トラウマ②依存症③暴力④ひきこもり⑤特性の体系的理解を挙げた。

また、本日の伊東氏の発表にある睡眠はすべての基盤となることを付け加えた。

2,依存症の心理について  伊藤享司(ソーシャルワーカー・精神保健福祉士)

依存症の心理について、「嗜癖行動と家族」(斎藤学著、有斐閣。昭和59年発行)を参考に①不安②怒り③抑うつ④嘘⑤傷ついた自己愛について述べた。

それは、いずれも生存するために必要な感情と心理状態である。

それらが、適切に処理されずにこじれると生きていくことが難しくなるほどの苦しみとなり、その苦しみから逃れるために依存物質やアディクション(嗜癖行動)が必要となる。

そのような過程を考えると「生き延びるためのアディクション」という考え方につながるということを述べた。

3,睡眠障害について  伊東有希子(医師・精神保健指定医)

勤務している睡眠外来の紹介から、代表的な睡眠関連問題の紹介が行われた。

睡眠障害の治療として、モデルケースの提示を通して、睡眠衛生指導の実例が示された。

睡眠状態にのみ焦点を当てるのではなく、日頃の生活を振り返り、患者自らが問題点に気付き、行動変容を通して睡眠を改善できることが重要であるとするスタンスが紹介された。

睡眠時無呼吸症候群については疾患の概要や治療法の説明が行われた。

4,質疑応答及びディスカッション  司会:伊藤享司

参加者それぞれの感想や質問について、お互いが応え、依存症とトラウマそれと睡眠の関連も考えさせられる良い機会となった。

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