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心理カウンセリング/トラウマ治療(神奈川県横浜市)

IAP横浜相談室

【主な実施場所】(関内駅周辺の施設に変更になる場合があります)
〒231-0048 神奈川県横浜市中区蓬莱町2丁目4-7 澤田聖徳ビル 

予約制
関内駅・伊勢佐木長者町駅より徒歩3分

コラム「とらわれからの解放」

代表カウンセラーコラム過去記事5

支援者の権威(平成29年8月31日)

私の活動でやりたいことは、社会を変えたいと言うこと。だが、私が社会を変えることは出来ない。クライエントが生活上の困難に向き合い、前に進み幸福を掴もうとする。その過程の中で初めて社会が変わっていくのではないか、支援者はそのクライエントにとって、いないよりいたほうがましだったなという存在を目指すことぐらいしか出来ないのではないか。そのような存在になるのに、国家資格や難しい専門知識、技術は必要のないことの方が多いのではないかと思う。

 ただ、資格は社会で活動する上で便利だし、クライエントに被害を与えないために、様々な勉強が必要だということは多くの人が合意出来るのではないか。

 その勉強が資格や学歴でしか社会に対し表現出来ない、その上それらが権威をもってしまい、それらを獲得していない人達が、支援に対し対等に意見が言えない、従うしかないといった今日の現状に対し辟易しているところだが、オープンダイアローグでは、その権威を脱ぎ捨てるところから、始まるという。その可能性には何かをかけてみる価値があるような気がする

 

 

支え合う(平成29年6月3日)

最近、どうにもならない、どうすることもできない状況に巻き込まれてしまいました。距離をとれば楽になれるのですが、戦略的にもう少しその場に留まってみることにしています。そこで、何かを得ることが出来るのではないかと思うからです。

そんな時に、ある駅でシンガーソングライターが路上ライブをしていたので、少し立ち寄って聴いていました。曲名はよく覚えていないのですが、3つのワードやセンテンスが印象に残りました。「Laugh(笑)」「心でつながっているひとは大切にしたい」「Free(自由)」の3つです。

「Laugh(笑)」→楽しく生きる。「心でつながっているいるひとは大切にしたい」→まさにFAP療法の真髄。「Free(自由)」→自由に生きる。私のカウンセリングのコンセプトを表現してくれているような路上ライブでした。30分でライブは終わったのですが、帰り道、頭からストレスがなくなっていてすっきりしていました。路上での30分でしたが私はそのシンガーソングライターに確実に支えられました。

私には出来ることは何もないかもしれませんが、誰かを支えることが出来る人間になりたいと改めて思いました。支えるというのは一方通行ではなくて、お互いに、また連鎖になり、支え合いの輪になり、みんなでつながっていけたら素敵だなと思います。

そのシンガーソングライターの名前は「宮瀬なな」10月28日に集客200名を目指しワンマンライブを行うそうです(宮瀬さんの許可を取り掲載しています)。

 

 

 

分かり合う(平成29年5月23日)

自分の想いを率直に誠実に伝えれば、時間がかかってもいずれは、皆に理解してもらえるのではないかと思っていた時期がありました。

確かに、想いを伝えあうのは大切なことですし、そこで分かり合うことができ、建設的な関係になれることも多くあります。

しかし、相手によっては、どんなに伝えても理解されない、分かり合えない人がいることも事実だと思います。私はそういった方にもあきらめずに関わり合い、分かり合えるように努力をしていた時期もあります。そのようなかなわない努力をしていると、少しずつ自分の中に怒りが生じてくる時があります。そうなってしまうと、お互いのためと思ってやってきたことが、かえって相手を、そして自分を苦しめることになってしまいます。

そういったときは、相手と距離をとることです。距離をとることで、怒りは収まります。時間がたって、お互いの変化があれば分かり合える日も来るかもしれませんし、来ないかもしれません。『誰とでも分かり合えなければいけない』という信念を捨て、現実的な人間関係をつくるということも、私の回復には必要なことだったのかもしれません。

 

 

夢(平成29年4月28日)

久々の更新になります。
夢を見ました。小さなミスをたくさんしてしまうのです。その度に周りから小ばかにされ、惨めな気持ちになりそうになる夢です。

しかし、惨めな気持ちになりそうになったときに必ず助けてくれる人が登場する夢でした。そっとフォローしてくれる人、一緒に仕事を手伝ってくれる人、うれしい言葉を伝えてくれる人、中には、さっきは笑ってしまってごめんなさいと謝ってきてくれる人。

その方々は、実際に今までにお会いしたことがある人で、確かにいろんな場面で助けてもらってたなーって思える人でした。でも、この夢を見るまではそこまでの認識がない人でもありました。

昔の私は多くのミスを職場でもプライベートでも起こしてしまい。周りの人に迷惑をかけると同時に自分を惨めに思っていました。同時に周りの人に、多分怒りを持っていたと思います。「多分」というのは、その頃の私は自分の怒りをしっかりと感じることが出来ずに、人が怖い、自分が悪い、自分が惨めとなっていたように思います。

今日になって、実際は多くの周りの人に助けられていた、特定のひとでなく周りの人皆に実は支えられていたんだと夢から覚めて思いました。

悪夢ではなかったのです、うれしい夢というよりは「気づきの夢」といったところでしょうか。これからも多くの人に支えられて生きていくのだと思います。その時に、その有難さを感じ感謝をしながら、なるべく多くの人と分かりあいたいと思っています。


 

幸福論(平成29年3月17日)

今朝、マインドフルネス瞑想の誘導CD「ボディスキャン」を聴きながら瞑想をしました。CDが終わったところで、「俺って少し幸せかも」って自然と思いました。今でも、孤独を感じますし、トラウマ記憶もなくなったわけではありません。だけど、それらは自分の人生のごく一部分なんだなと思いました。

今までは、トラウマが私の人生を全て支配していたように感じていました。実際に様々な症状(抑うつ、不安、動悸や頭・脳が締め付けられる感覚等)がありましたし、対人関係・コミュニケーションに自信がなく自分をみじめに感じていました。

今は、自分の人生を構成する要素一つひとつ、仕事や人間関係、遊び、趣味や勉強を本気でやるのか、力を抜く、もしくは、楽しむか、自分で決めて過ごせている感じがあります。

瞑想後の少しの幸せの感覚を誰かに伝えたくなりました。皆様に感謝しています。ありがとうございます。


 

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