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心理カウンセリング/トラウマ治療(神奈川県横浜市)

IAP横浜相談室

【主な実施場所】(関内駅周辺の施設に変更になる場合があります)
〒231-0048 神奈川県横浜市中区蓬莱町2丁目4-7 澤田聖徳ビル 

予約制
関内駅・伊勢佐木長者町駅より徒歩3分

コラム「とらわれからの解放」

代表カウンセラーコラム過去記事6

統合そして価値の創造(平成29年2月12日)

精神分析や来談者中心療法、認知行動療法、ブリーフセラピーなどの心理療法諸派は共存できると思う。しかし、それは技法レベルの組み合わせで可能なのであって、個別の理論・思想・理念のレベルを共存させるには、論理的な矛盾が生じるのではないかと思う。

今までの考え方に縛られず、新しい技法体系への統合が可能なのであれば、それに見合った新しい理論・思想・理念の体系を創造しなければならない。


 

共有(平成29年2月4日)

近年、支援のシステム化、マニュアル化が進んでいるように思う。介護支援専門員が介護支援計画(ケアプラン)を立てる。障害分野においては、相談支援専門員がサービス等利用計画、サービス管理責任者が個別支援計画を立てる。本人の同意が必要だが、支援者主導であるのが現実になっている。

カウンセリング・心理療法においても、傾聴技法、質問技法、各種理論におけるアセスメントにもとづいた専門家の指示(処方)、その他各種技法。

カウンセリングを受けた経験のある人からは、「ただ話を聴いてくれるだけ」。「カウンセラーが何をしようとしているか分かってしまうから嫌になる」。「指示に従わなかったら、怒られた訳ではないが嫌味っぽいことを言われた」など声が聞こえてくる。

専門理論に沿ったアセスメントによるプランニング、それに伴う介入、そのための技法は大切であり、それがなければ専門家の支援になり得ない。素人の支援になってしまう。

しかし、、結果専門家が立てた方針にクライエントを導いていないか、クライエントが本当に抱えている深い所の想い。「やりたいけど出来ない」「分かっているけど無理」「本当はこうしたい」こういったものに十分寄り添っているだろうか?

私のスーパーバイザーは「トラウマは共感で治す。究極の共感を目指しFAP療法をバージョンアップさせる。」という。私もそれを目指しFAP療法を行う。しかし、今の私はそこにたどり着く自信がない。せめて、クライエントの深いところの想いを共有して、どうすれば、今よりも少しずつでも自由な生活を送れるか。一緒に試行錯誤するぐらいしか出来ない・・・。


 

どこまで行けるか(平成29年1月14日)

本日、随想2編目

子どものころから、ひどい目に逢ってきた。でも、あきらめずに自分の望む道を進んだ。治療を受け、カウンセリング・各種ワークショップに参加し、回復を図った。回復過程で色々なことに気づく。楽になっていく。

でも、ここで伝えたいのはそういうことではなく、ずっとソーシャルワーカーとして仕事をしてきた。失業中もカウンセリングを受け続けた。質・素質向上のための贅沢なトレーニングを受け続けた。50分12,000円の個人トレーニングを毎週受けた。ここまで、自己投資できるソーシャルワーカーを私はあまり知らない。

その中で、自己主張・周りの人を動かす方法・自分と大切な人、そしてクライエントが安全を確保できる方法を自ら気付く。マニュアルはない。

他の人は当たり前に出来ていることなのかなと考えたが、恐らくできている人は多くない。

大きい声で、自分の正義を通す人はいる。でも、その人は怖い。上手くやっているようで、ストレスをため込んで、新たな気づきに達しない人も多い。

私のやりたいことは諦めない。その上で平安に安全に社会に立ち向かう。しかし、自分が正しいと思っている方向に動いているとき、その時に危険が立ちはだかったときそのときは、自分の責任で命をかけてやり通したいと思う。

私はどこまで行けるだろうか、どこまでの男、どこまでの人間になれるだろうか、私の可能性は無限大。だけど、やっぱり誰かに保証してほしい。まだまだ弱い人間です。

 


 

身を守る(平成29年1月14日)

今日は、随想を載せようと思います。私のエゴや慢心が表現されていますが、ご了承ください。

自分の正しい考えや提案をいくら伝えても、変わらない組織がある。組織が変わらないのに、自分だけが正しいと思うことをしていると、立場や命の危険にさらされる。

これを受け入れて自分のことを守る。クライエント(お客様)には申し訳ないと思いながら、頭に批判が浮かんだら「やめよう、受け入れる」と唱えて、自分のにとって安全な行動に戻る。批判的な思考も一時止まる。

妥協ではなく、意見表明のチャンスや安全な場であれば主張もできる。それをやっているので、クライエントに対する罪悪感もほとんどない、というよりクライエントもこちらの事情を理解してくれている。これこそ「協働」。

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